彼が私を守る

2005年12月4日
今日は子供たちの肌着を二人で買い物に行った

店内は日曜日ということもあって、結構にぎわっていた
小さい子を連れた人も多かったし、街は年末商戦といった感じだった。

店内の一角は天井が少し低くなっていてそこにはスニーカーのコーナーがあった。
二人で息子の運動靴を見ていたとき・・・

視界に入るくらいの距離で何かが起こる気配がした
それは天井から何か落ちてくるような・・・
私は何かが落ちてくると思ったけれどそれが何かはわからなかった

彼も同じように私と目線を同じところにあったはずだけど、その一瞬の動作にビックリした

その落ちて来たものは天井に吊ってある蛍光灯だった
天井が低いのに4歳くらいの女の子を男性が肩車をしようとした瞬間に蛍光灯の接続部分に子供の頭があたって緩んで上から落ちてきたのだった

そのすぐ横に居た私たち

彼は何かが落ちてくる気配を感じて とっさに私と蛍光灯の間に割り込むようにして背中を落下物の方に向けたのだった

私も落ちてくる気配を感じたのだけど 彼の動きで足が彼とぶつかった
彼は蛍光灯が砕け散った破片が背中に少しだけあたっていた

私は彼が逃げようとして私の足にあたったと思っていたけれど
実は 彼は私に破片が当たらないようにと間に入ってくれたのだった

私は彼の行動に驚いた
あの瞬間に私を守るという行動をとってくれたことに
私は嬉しくて・・・彼をまた好きになっていく

愛はどんどん深くなっていく

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